改めて蠍のお話。
なんというか
実に興味深い。
箱1とPS4は
同じような構成だけど
メモリ周りが違っている訳で
箱1はDDR3+ESRAMという構成。
雑に説明すると
凄く速いけど少量のESRAMと
安くて大量のDDR3の組み合わせで
コスト的にも性能的にも(頑張れば)いい感じ
といったところだろうか。
蠍の場合、箱1(通常版)と異なり
12GBのDDR5だそうで
PS4(Proを含む)に極めて近い構成に。
メモリの帯域幅が326GB/sでPS4Proの1.5倍。
もしかしてトリプルチャンネルなのかな?
ESRAMと比較してレイテンシとか考えると
それくらい必要って事なのかもね。
マーク・サーニーさんもESRAMは検討したそうだけど
シンプルなDDR5を選んだそうで
MSもそれに追随したと。
まぁ、クリエイター的には
その方が簡単でいいんだろうし。
GPUはCUを40、1172MHzで動作するので
6TFLOPSなのでPS4Proの1.4倍。
どっかで「6TFLOPSだけど10TFLOPS並」って
そんな記事を見た気がするけど
PS4Proと同じように
半精度浮動小数点演算(FP16)であれば
2倍の処理ができますよって事だと思う。
16bit演算を2つまとめて32bit演算器で処理できる
ってやつね。
ハード的には最強のコンソールで間違いないけど
おぢさんは買う動機があまり見当たらないかな。
洋ゲーはあまりプレイしないし
箱にリリースされる和ゲーもプレイしないし
MSのタイトルも興味ないしね。
$499だったら北米では売れるんじゃないかな?
ただ、ハイエンドのゲーム体験は
WindowsPCでいいじゃん
っていうのがMSの方針っぽいけど
そういうことを考えると
蠍の立場というか何というか
いろいろと微妙な気がするけど
どうなんだろう?
「ソニーがPS4Proだすからウチも」
って事なんだと思うけど・・・